現役ウエディングプランナーさん、こんにちは。最近このような質問をいただきます。
お客様から信頼していただくにはどのような接客をしたら良いですか?
あなたに担当していただきたい!と言われるくらい好かれたいです。どうしたらいいですか?
という「信頼」に関しての相談ですね。
カタチだけの接客ではなく「信頼」されたいという気持ちを持っている方が多く、とても嬉しく思います。
どうしたら信頼を得られるのかまだ分からないプランナーさんのために「信頼を得る方法」をプランナー側も花嫁側の経験のある私が私なりの考えを紹介していきたいと思います。
本記事の内容
- お客様の「信頼」を得る接客方法
ではさっそくまいりましょう!
お客様から「信頼」を得る接客方法
新規接客でも打合せでも「信頼」を得られない限り「良い結婚式」をつくることは難しいです。
私なりの「信頼を得る接客方法」を紹介していきます。
同じ目線に立って接客をする
新郎新婦の立場になって同じ目線になる。これ何度も言うようですがすごく大事です。
前回紹介した人気プランナーの有賀さんはその上の表現「心の温度を読み取る」と言ってましたね。
目の前にいるお客様はいまどんな気持ちなのか?上がっているのか下がっているのか?何を求めているのか?何を言ってほしいのか?
プランナーとして伝えればいいことだけ伝えていませんか?
言葉だけではなく、表情、しぐさ、いろんな角度からお客様の気持ちを読み取りましょう。
お客様の話をちゃんと聞く
まずウエディングプランナーは提案する前にお客様の話をちゃんと聞きましょう。
下記記事でお伝えしたように、話をきかずに提案すると間違った提案になってしまう可能性があります。ミスリードしてしまうということです。
なにを望んでいるのか、お客様が話し終わるまでは相づちだけでもいいくらいです。
途中で話をさえぎって自分の話にしないように気をつけましょう。
しっかり分かるまで説明をする
これはブライダル業界でとても大事なことです。
お客様は「結婚式」というものに慣れていません。新郎新婦さまはほぼ「初めての結婚式」です。そして親御さまにとってもも「初めての子供の結婚式」なんですよ。
だから早く簡単に説明されても理解できません。
でもこの仕事に慣れてきて、マンネリしてるプランナーはその説明を「めんどくさい」と思ってしまう人も少なくないはず…。だからと言って説明を省略したり、他人任せにしてしまうと「信頼」は得られません。
だってお客様は「理解できていない」ですから。
それだったら「ちゃんと説明してくれるプランナー」にお客様をとられてしまうことは仕方ないですよね。
ちゃんと説明しても理解できていないような表情をされたら、わかるまで説明してあげましょう。絵をかくなり試してみてね。
小さな約束も守る
お客様と会話をしているときに「あとで調べてみますね」とか「聞いてみますね」とか何気ない約束をしたことってないですか?
それ、そのままにしていませんか?
内容がどれだけしょーもないことでも約束をしてしまった以上、絶対にこたえてあげてください。
そのしょーもない質問、お客様は覚えています。
もし覚えていなくてもあなたが調べて答えてくれたなら「こんなことまで覚えていてくれたんだ!」と嬉しさにつながります。
お客様の希望を叶える努力する
お客様の希望、ウエディングプランナーならたくさん聞いたことありますよね。
金額面、演出面、色々あると思います。できないことだってたくさんあります。
そしてこの言葉をきいたことあるでしょう「NOと言わない」と。
「NOと言わない」そしてその希望を叶えようと努力する姿、お客様見ています。
私がまだプランナーになって間もないころ、正直コミュニケーション能力は乏しかったです。そんなとき、気の強そうな新郎新婦さまがみえました。お客様の希望がいくつも出てきました。まだ分からない私は何度も事務所に行き上司に聞いたり、ビビりながら自分の脳内の知識をすべて出しました(笑)
結果、その気の強そうな新郎新婦様は契約してくれました。後日、そのお客様は「一生懸命になってくれたからここに決めたんだよ」と言ってくれたんですよ。すごく嬉しかったです。
だから接客に慣れていなかったとしても一生懸命な姿にお客様も心打たれますので、目の前のお客様の希望を叶えるために一生懸命になりましょう。
【ウエディングプランナー向け】お客様からの「信頼」を得る方法!成約アップのカギ まとめ
- 同じ目線に立って接客をする
- お客様の話をちゃんと聞く
- しっかり分かるまで説明する
- 小さな約束も守る
- お客様の希望を叶える努力をする
信頼というものはすぐ得られるものではありませんが、「この人なら私たちの結婚式を任せていいかも」と思っていただく努力をしましょう。
「接客」が結婚式を選ぶ理由に入っていなくても、絶対にスタッフの対応は決める理由になります。
がんばってくださいね!
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