今回は、あの有名なカリスマウエディングプランナーの有賀明美さんがYouTubeで素敵なことを仰っていたので、それを現役プランナーさんにも共有したいと思ったのでまとめていきます!
本記事の内容
- カリスマウエディングプランナー有賀明美さんとは?
- 有賀明美さん直伝!接客に必要な心構え・必要なスキル
新規接客例を知りたい方はこちら↓
カリスマウエディングプランナー有賀明美さんとは?
文字の通り、トップクラスのウエディングプランナーさんです。
こんなにきれいで仕事もできて…憧れです☆
1977年生まれ。フェリス女学院大学卒業後、ハウスウェディングのパイオニアである株式会社テイクアンドギヴ・ニーズに入社。型にはまった結婚式が一般的だった中、「結婚式にサプライズ」という新しい概念をつくりだした「オリジナルウェディング」の先駆者で業界のカリスマ的存在。2000年から現在まで1000組以上の国内外のウェディングを監修・担当してきた。そのクリエイティビティーは高く評価され、業界外でも秋元康氏やおちまさと氏とのコラボレーションによる商品開発にも携わる。
ウエディング業界で有名なあのT&Gに入社しているっていうこと自体、私の中ではすごいです…面接も結構な倍率なんですよね~。
私、学生時代T&Gの結婚式場でサービスのアルバイトしてたんですけど、ウエディングプランナーは全員できるオーラがある人たちばかりでした!
そのT&Gの中でもカリスマ性のある有賀明美さんなのでほんとにすごい人なんだろうなと思います!
有名人のウエディングもたくさんプランニングしています!
たくさんの有名人をプロデュースしてる!すごい!!
カリスマウエディングプランナー有賀明美直伝!接客に必要な心構え
参考YouTube動画はこちらです↓
その1.「心の温度を読み取る」
有賀明美さんが今でも大事にしていることらしいです。
「心の温度を読み取る」ということはとても難しいことですが、まず自分の目線を変えることが大事です。
有賀さんの実例のバージンロードの話がとても感動的だったので紹介したいと思います。
有賀さんが「誰とバージンロード歩きたいですか?」と聞くと新婦様は少し間をあけて「父と歩きます」と伏し目がちで答えたらしいです。
それが気になった有賀さんが新婦様のお母様に電話をして聞きました。
お母様曰く、新婦様は3人姉妹の長女で、父はすごく厳しく育ててしまった…妹にはとても甘いのに…だから少し苦手意識があるのかもしれない…とのことでした。
それを聞いた有賀さんは結婚式当日、お父様を観察します。お父様はどんな気持ちで結婚式に出るのだろう?と思ったのです。するとお父様は新婦様の写真を1枚1枚懐かしそうに見ています。きっとお父様は厳しく育ててしまったけれど新婦様のことをとても愛しているんだとうなと感じたみたいです。
「そうだ、バージンロードを歩く前に5分間時間を創ろう!」有賀さんは新婦様とお父様をチャペルで2人きりにしました。
少し沈黙があって、お父様が新婦様に何かを伝えると、新婦様はワーッと涙を流しました。
お父様が頭をポンポンとすると新婦様は笑顔になりました。そして2人は泣きながらも笑顔でバージンロードを歩きました。
そのあと有賀さんが新婦様に話を聞くと、「実は父のことが苦手でした…私にだけ厳しいし、私だけ愛されていない。父のはじめての娘とのバージンロードは妹が良かったんじゃないか…」そう思っていたみたいです。
でもチャペルでの2人きりの時間のときにお父様が「父さんと歩いてくれてありがとう。嬉しかったよ」と新婦様に言いました。
そしてお父様が新婦様の頭をポンポンとしたときに思い出したみたいです。「小さいときにたくさんお父さんにポンポンってしてもらってた。忘れてただけで私って愛されていたんだな」と。
「今日をきっかけに父と私の関係が変わりました」と言ってくれたみたいです♪
有賀さんが動画内で言っているように、バタバタしている挙式前にこの5分時間をとらなくても挙式リハーサルを行ってそのまま過ぎていくこともできます。
でも心の温度を読み取ることで生み出すものの大きさを知り、大事にしているみたいです!
ウエディングプランナーだからこそできる行動のひとつでもありますね。
私はこれを聞いて泣いちゃったよ(>_<)
その2.「期待を超える」
想定内の接客の仕方であれば、良くも悪くも印象に残らない人になります。
有賀さんがアパレルショップでお買い物をして、買ったばかりの服を落としてしまいレジに届いていないかな?と近くにいた店員に声をかけます。
「すみません」声をかけられた店員さんは一定のトーンで「はい」と答える。レジに買った服が届いていないかを聞くと「レジで聞いてください」と言われる。
もちろんそれがマニュアル通りの答えかもしれない。けれどレジには人がたくさん並んでいる。有賀さんは娘の迎えもあるし急いでいた。
もう1人の店員さんにも聞いてみよう。「すみません」と声をかける。するとさっきの店員さんとは違って「はい!」と同じ温度で答えてくれる。
有賀さんが「レジに買った服が届いていませんか?」と困ったように聞くとその店員さんは「少しお待ちください!」と小走りでレジに向かってくれた。
そして待っていると「ありました~!」と嬉しそうに持ってきてくれた。
1人目の店員さんに比べて、2人目の店員さんは有賀さんと同じ目線になって対応してくれていますよね。
お客様と同じ温度で、お客様に寄り添うということが「期待を超える」に繋がります。
上記の「心の温度を読み取る」ということにもつながってきますが、どんな感情でいるのか、それにどう対応するのかということですね。
時間が経っても人に経っても話したくなるような接客って素敵ですよね。
その3.「付加価値を付ける」
有賀さんが素敵だなと思う接客の共通点は「付加価値を付ける」です。
カフェでも「お待たせしました。」と出すだけではなく、「お待たせしました。お熱いのでお気をつけください。」
一言ですけどお客様の心をあたためることができるかどうか。
壮大なことはしなくていい。一言なにかお客様の未来を明るくすることができるかどうか。
言葉の付加価値をつけることができる人が素敵な接客ができる人です。
有賀さん直伝!ウエディングプランナーに必要なスキル
- 感じ取る力
- 仕掛ける力
- 諦めない力
①感じ取る力は上記の心の温度を読み取るにつながるんですけど、
そこから②仕掛ける力はアクションを起こす勇気が必要になります。
アクションを起こしても跳ね返されて、失敗することもあります。そこで③諦めない力が必要になります。
新郎新婦の何重にもなっている心の扉を開くには諦めない力が大事になってきます。
もちろんその心の扉を開かなくても結婚式はできます。でも良い結婚式というのはその心を扉を開いてあげることで創れます。
カリスマウエディングプランナー有賀明美直伝!接客に必要なスキルとは!? まとめ
カリスマウエディングプランナーと呼ばれる有賀さんもはじめから何でも出来たわけではありません。
有賀さんは元々人と話すことが苦手だったみたいです。
でも今があるのは有賀さんの努力の結果です。
是非、現役ウエディングプランナーさんもまずは「心の温度を読み取る」出来ているようでなかなか難しいことです。
お客様の表情、声のトーン、目線、いろんなところからお客様の本当の感情を読み取ってください。
がんばってくださいね!
コメント